こんにちは。文明史家・日本人のための世界史作家・生命力を高める文章家の小園隆文です。
今日も【ドイツ語・フランス語・イタリア語の名句】をご紹介していきます。
今日はフランス語のことわざになります。
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Quand le vin est tire, il faut le boire.
ワインが抜かれたら飲まねばならない
いかにもワインの国・フランスらしいことわざですね。
ワインは長年かけて醸成されます。
ですが、グラスに注いでそのまま放っておいたら、長年かけて醸成された芳醇な味も台無しです。
ワインは何のために作られるのか?味わって飲むためです。
ワインの瓶をそのまま部屋に飾っておく贅沢な趣味を持つコレクターもいますが、一度グラスに注いだワインは、ゆっくりと味わいつつも飲まなければ、そのワインに対して申し訳ないです。
このことわざは、
『一度決めて取りかかったことは、迅速に進める』
『始めたことは、最後までやり遂げる』
という意味で使われます。
毎年の年頭に神社に初詣をして、「今年は○○をやります!」と力強く祈る方も多いでしょう。そして最初は勢いよく進めるのですが、一週間経ち、一カ月が過ぎ、二カ月が過ぎ、三月・四月ころになると、もう誓いを立てたことも忘れて、そのままお蔵入りに…。
なんていうことを、多くの方が経験されているのではないでしょうか?偉そうに言っている私も、そんな経験が多々あります(苦笑)
最近でこそ、私も毎朝日課としていることや、このブログ・YouTube動画・独仏伊の語学学習、そして一番大切な執筆も、継続して続けられるようになり、完全に習慣化できました。私なりのコツを披露させてもらうと、「1日5分でもいいから、そのことに対して時間を割く」ことですね。腹筋でも「1日1000回を毎日」となると大変ですが、「1日5回」ならちょっとした時間でできますね。そうして無理のない量・回数・時間を割くようにしていけば、継続化は簡単です。
何か新しいことを始めるのは勇気も必要で、踏ん切りがつかずにグズグズしてしまうこともあります。そんな時、このことわざを思い出してください。何せ「グラスに注いだワインを飲めばいい」のですから(笑)。ご自分の好きなビールや日本酒、焼酎に置き換えても大いに結構ですよ。そうすれば始めやすいのでは(笑)
そして始めたら、何らかの結果が出るまでは続けてみましょう。やり続けなければ成果は得られません。そこは自分なりの目標を定めて、「ここまではやる!」と決める。それを継続していくのは、歯を食いしばって頑張るのではなく、「腹筋を1日5回を」など、最初は無理なくやれるところからやっていく。これがコツです。
Quand le vin est tire, il faut le boire.
ワインが抜かれたら飲まねばならない
「来年2022年こそは!」と、何か目標を定めている方に、ぜひお役立てていただきたいことわざです。
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今日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。
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